本日から、研修旅行に出かけるらしい・・・
スカイライナー組集合時間は、京成上野にAM12:50遅刻をしないようにとハリキリ過ぎて、12時ジャストに到着してしまった。暇をツブス為、外へ・・・
気がついたら12:40を過ぎていた。重い荷物なので急ぐのは難しい・・・まあ、50分発だし、と、持ち前のノンキさを発揮しまくったが、無事合流し、皆でスカイライナーに乗車。
空港に着き、なんやかんやと大賑わいで荷物のチェックが終わった。以前にも何度か旅行をしてはいるが、
ハイジャックがあったからと言って何かが変わったようには見えなかった。少し日本のセキュリティを勉強した気になった。
その後落ち着いたら、皆でお寿司をご馳走になった。美味いが量があるので板前さんには悪いと思いつつのり巻きなどを残してしまう。きっと早起きをしたので胃袋が受け付けなかったのに違いないと、自分に言い訳なんかをしてみたりした。一路機内へ・・・。
どうやらウワサのポケモンジェットとやらに乗るらしい。サンフランシスコ直行便しかポケモンではないみたいなので、必死に社会勉強の為目に焼き付けた。どうやらピカチューの腹から人間が機内に入るらしい。ちょっと悪趣味だと思ったのは自分だけではないはずだ。CMでかなりこの飛行機を見る機会があって、「ハデだなあ」と思っていたので、現物を見たら少し間抜けなイメージだった。![]()
離陸・・・。(16:20頃)
本当は窓際が良かったが、真ん中の席になってしまって残念。しかし映画を観るには最適な席だ。早速時計の時刻を現地時間に合わせた・・・時差16時間・・・またあの過酷な時差ぼけが待っているのかと思うと少しは寝ておきたくなる。
最近は飛行機の浮遊間もなれ、結構あの狭い座席も快適に過ごせるようになった。なれというものは恐ろしいものである。きっと飼われている犬も繋がれていることをこのようにナレてしまっているんだろうと私はよく思う。
今回、機内食はなかなか美味だった。縁起物なのか必ずと言っていいほど蕎麦が付いて来る。今回も例外ではなかったことをほくそえむ。メインはマーボー茄子だった。味も濃くなく薄くなく、機内なので腹いっぱいにするわけにはいかず、八分目まで食べた。
外も見えないので寝ようかとウダウダしているうちに見ようと思っていなかった映画が始まった。ビートタケシ監督の「菊次郎の夏」だった。ついうっかり観てしまった。映画館に観に行かなくて良かったと思ってしまった。まあまあ?ってところの内容だったと思う。しかし、主人公の子供はもう少しかわいい子か、もしくは声をだみ声にするかしたほうが良かったのではないだろうか?
直後は何かビックゴリラの映画だった。なにやらしょっぱなから内容が分かりそうなB級の映画だった。辺りを見渡せば仲間の大半はまどろんでいる様子だったので私も睡眠を取ろうと思い、目を閉じた。
はっ!っと気が付き目をさませばさっきの映画のラストシーンだった。寝る前まではたしか山奥にいたはずだったのに何故か都会のそれも観覧車に登ろうとしているではないか!!また、うっかり見入ってしまった。寝れば良いものを・・・とにかくそれを観終わり、しばし寝た。それにしても上空はヒドイ乾燥である。喉が乾いて目を覚ます。いくら機内がなれたとはいえ、乾燥には耐え難いものがある。
一応またどうやら朝がやってきたようだ。しかし、西アメリカ現地時間ではまた3日の朝なのだ。おそるべし16時間!!とかなんとか思っているうちに朝食が運ばれる。内容はなんだったか?忘れました・・・朝食後、1〜2時間後にサンフランシスコ空港に着陸。
ムム・・・寒い気がする。そういえば機内のアナウンスでも最高気温16度とか言っていた気がする。それって日本で予測していた最低気温じゃないか?と、一同動揺を隠せなかった。
とにかく、現地係員に合流したが、これがまた日本人みたいなのだが、挙動がオカシイ。長いことアメリカに住み、ヤバイ人になってしまったのであろうか?
無事入国も済ませ、そのアヤシイガイドの車で市内観光となった。我社と相乗りになったセキさんという家族がいた。それにしても尋常じゃない寒さだ。半袖しかもってこなかった社員も沢山いたので事態は深刻だ。風邪をひかなければいいのだが、と祈りつつ。
サンフランシスコにはこれで2度目だ。その時にも行った「フィッシャーマンズクラブ」という港街に向かうらしい。しかし曇っていて景色もなにもあったもんではなかった。バス(?)の中からはとにかく珍しいものを探そうと努力はしたが徒労(?)に終わった。
一応目的の場所に着き、時間を決め解散となった。解散と言っても社員はそろってぞろぞろあたりを見回すわけで、「以前に来た時は確かまずーいカニをご馳走になったっけー。今回は騙されないぞ!!」と、心に誓いを立て、まずは食い物屋の方へ向かった。
パンにクラムチャウダーを入れたものが売られていた。カニがはさまったパンなども売られていた。どれもこれも怪しげだが美味そうにも見える。しかし、体は夜中モードに突入しているようだったので食べ物を観てもなかなか買おうという気がおきなかった。
食べ物の話は置いて、海近辺に変なものがあった。ゲートみたいなものが焦げているのだ。どう見ても放火にしか見えない。ガキどもの仕業なのだろうか?しかし、それよりも奇怪な事実を発見!!その下に線路が通っているではないか。その線路を目で追っていくと海寸前で切れていた。どういうこっちゃい???
まあ、アメリカだし。ってことで不思議は不思議のままほっておくことにした。
![]()
集合時間がやってきて、次は有名な橋に向かう様子だ。ゴールデンゲートブリッジだ。ここも2度目なので向こう側まで渡ろうなどという無謀な考えはおきなかった。以前来た時よりいっそう雲が下に降りてきていて、まるで濃い霧の中にいるようだった。橋げたしか見えない。きっとここは晴れる日が一年に2、3日しかないに違いないと、勝手に思い込み、そこを後にした。ちなみにデカイ橋だけあって、下に落ちたら死ぬだろうって所だ。無論そんな雲が降りていては景色や、橋の作りなんかが楽しめるわけがない寒さを堪能したようなものだった。
途中DFSに寄り、街中を観ながら移動した。やはり、サンフランシスコの建物は素晴らしくかわいい。一度こんな街並みをCGで作ってみたいと思い、心にきざんだ。色鮮やかな壁の色と看板のセンスの良さどれも日本にはないようなおもちゃのような建物だった。
どうやら、日本人街にあるという、「ミヤコ・イン」というホテルに泊まるらしい。「へー。」とか思いながら車のゆられるままにしていたらどんどん淋しい様子になっていった。少し不安・・・いや、たいそう不安を感じた。「うぎゃー!!!サビレテル!!日本人街〜!!!」第一印象がそれだった。何もない。いや、あるにはあるのだが、奇妙な5重の塔みたいのや、エセポケモングッツがおいてある誰もいないお土産屋とか、いかにもな天ぷら屋とかしかない。私達はサンフランシスコに来たわけであって、出来損なった日本に来たかったわけじゃないのにー!!なんて心から思った。そんな所にミヤコインはあるのだ。日本人風外人のフロントを通過し、部屋を紹介されたらそこは1Fだった。この拳銃社会で1Fに部屋があるなんて・・・それも通り側・・・眺めなんて言葉とは一切皆無。銃撃戦なんか起こった時には流れ弾が入ってこれる所じゃないか!!!とサンフランシスコには滅多にないことを心配したりした。
気をとりなおし、外へ。
それにしても寒い。長袖を着ている自分がめちゃくちゃ寒いってことは半袖の人はもっと寒いに違いないかわいそうだが、自分の上着をあげるわけにもいかず。それにしてもホテル付近はやっぱり淋しい。
しばらく行くと少しお店のある通りに出た。ピザ屋や、コンビニ(?)があった。お土産が買えそうな所もあったが眺めているだけだった。勉強の為建物を見物しながら夕食が食べられそうな所を探す。コレ!といった所が無いが、社長が地図見て行こうと思っていたピザ屋さんが見つかって見に行ってみると、どうやらデリバリー専門で、一応店内でも食べれるといった所だった。さすがに引けたので、その斜め向かいのめっぽう怪しいトルコだかどこだかのお店に入ることになった。水たばことか置いてあってかなりアヤシー!!と思いつつも少し期待した。お店のおじさんはにこやかで良い人そうだった。私は頭になにやら赤いもの乗っけられ写真を撮ってやると言われ、変な記念写真を採られてしまった。
![]()
各自注文したものがやってきたが、一目で量が多いことに気がつく。サンドイッチってこんな丸いもんだったっけ?などとクラブハウスサンドイッチ風なものを想像していた私はかなり不意打ちをくらった。
美味い・・・ような、マズイような・・・。さすがトルコ(?)。努力はしましたが、大量に残してしまってスマンと背中でオヤジにあやまりながら店を出た。店の内装は素晴らしかったです。ハイ。
今日は旅行二日目、有名なヨセミテ公園に向かうらしい。まだ出発する前はブルーな気分だった。前日にヨセミテまでは車で4時間も走る。と聞かされていたからだ。その上、前日の怪しいガイドが運転するらしい。しかし、私は車4時間をばかにしすぎていたようだ。
サンフランシスコ独特のカラフルな街並みを抜け、フリーウェイに入ると、道路の作りが楽しかった。
美しいカーブが日本には無いので勉強になった。道路はアスファルトではなくコンクリートになってる。前にそのことは知っていたが、コンクリートのほうが熱を持たなくていいなあ。と思った。日本は湿気の多い国だからコンクリではだめだと、怪しいガイドがしっかり説明をしてくれた。
前日観たベイブリッジ(あれ?ゴールデンだったかな?両方見たので忘れた。)の下を通り、川だか海だかを渡った。本当に雲が低い街だ。帰りは橋の上を通るらしい。
しばらく走ると畑や平地が見えてきた。アメリカの田舎って所だろう。圧倒的な地面に感動した。まっすぐではなかったが考えてみれば地平線を生まれて初めて見たような気がする。
小さな盛り上がりの岡がどこまでものびている。素晴らしい、何もない、何もない。どうやら牧場らしいのだが、自分の知っている牧場とはスケールが違いすぎた。牛がアリのようにしか確認出来ない。前作品で自分は牧場を作ったのが少し恥ずかしく感じられた。
そして、その道で一番感動したのは無数の風車だった。スイスにありそうな重い感じの風車(ふうしゃ)ではなく、風力発電用のさっぱりした風車(かざぐるま)のような白いものだ。岡の上の最も風がきそうなポイントに沢山あった。その眺めが何故かとても幻想的に見え、鳥肌が立ったくらいだ。思わぬ所で、4年くらい前から生で見たいと思っていた風景に出会えたのである。それは感動もひとしおである。何故4年前なのかとは、ここでは関係ないので書きません。
気がつくとさきほどまで重々しく頭上にあった雲が信じられないがきれいさっぱりなくなっていた。風車の壮大さに圧倒されて知らなかったのだが、こう、ぷっつりと雲ってなくなるもんなんだなあ。と改めて思った。アメリカの田舎もそうとう良いものだ。雲が晴れたら暖かくなったし。
道中アーモンド畑やら、アプリコット畑やらトマト畑やらがあったが、見分けがなかなかつきづらかったどれも同じに見えるのである。見分けがつくのはワイン用のブドウくらいなものだった。どうやらケッチャプ用トマトの収穫時期らしく、トマトを山ほど積んだトラックに何台も遭遇した。シートとかかかっていそうなもんだが、ダイレクトにむき出しでトラックの荷台に詰め込まれていて、きっとあの荷台の中でケチャップが出来上がるんだぜ。などと色々社員同士で馬鹿話をしていたら、前日から行動が一緒だった「セキ」ファミリーも同乗していて、「おもしろい方々ですね。」などと言われてしまった。心外だなあ。川があり、凄まじくきれいな水が流れていることに気付く。どうやらその川沿いの道を登っていくようだ。
遠目から見て、山だと思い込んでいたものはどうやら巨大な岩だったらしい。どうりで、3階建ての家くらいある岩が川に落ちているはずだ。ハッキリ言ってコワイ。どうやら、アメリカはアバウトな所なので道路横の岩壁に補強などというものはしていないらしい。雨がふるとかなりの土砂崩れがあるとガイドが言っていた。この川に落っこちているビックストーンもあの上のほうから落ちてきたのか。
なんだかんだ色々壮大な風景が見れて、わー!!とか騒いでいるうちにヨセミテ公園についた。公園って言っても代々木公園みたいな小さな規模ではない。もっとでかい。異様にでかい。1週間くらい住み込んで毎日違う所へ移動しなくては全て見てまわることができないほどデカイ。公園の中にはホテルなどもあり、自然保護の為、泊まれる人間の制限を行なっているらしい。小枝から、砂利の一つぶまで勝手に持ち帰ってはいけないことになっているらしい。
公園に入り、しばらく森みたいな所を進むと、少し高い所に出た。公園に入ったと言ってもゲートをくぐったに過ぎず、さきほどの川などもまだ繋がっている。
目の前にでっかい絶壁が多数あった。デカイなー。と思っていたら高さがどうやら1000Mもある絶壁らしい。それを聞いただけで目眩がおきてしまいそうだった。やっぱし、さっきの岩はそんな所からごろごろ落ちてく間に丸くなったんだなー。などと思った。そして、落石がないことを祈ったりした。
またしばらく走り、なにやらとてつもなく眺めのいい場所にでた。大きな絶壁が一目で展望出来る所だ。こ、言葉に出来ない景色ってこんな所を言うんだな。と思い、心に強い衝撃を受けた。景色を見て息をのんだ経験も生まれて初めてのことだろう。素晴らしい・・・。![]()
今度は遠くの絶壁に見える滝の近くへ行くらしい。そこで昼食だ。
いい景色を見た後なので、かなり気分良く、食事が出来た。バイキング形式だったので、自分に適量に出来たわけだが、少し取りすぎてしまったようだ。まあ、良しとしよう。
その後、ネイチャーショップにより、社員の一人が鉱石に魅入られる。自分も付き合うつもりで見ていたらはまってしまい、一緒に歓声を上げながらヤバイ日本人を装ってきた。もう少しで自分も買ってしまうところだった。いや、買っても良かったのだが、それをどうするかを考えると、買わなくて自分は正解だった。食後、その問題の滝に向かった。沢があり、岩がごろごろしていた。当然、その岩を飛びうつりながら、滝のほうへと行かなくてはいけない。時間があまりなかったので、少しだけ登ってみることにした。
水がきれいー。などとノンキなことは言っていられない、かなり険しい道だ。岩をよじ登って行くのだから無理はないのだが。サルのような社員はもうだいぶ上の方へ行っていたが、自分は時間が無いので途中で引き返すことにした。アスレチックみたいで楽しい。もっと長い時間遊んでいたい所だった。今度は絶壁付近へ車で向かった。すぐ近くだったが、それにしてもデカイ、喧嘩うってるとしか思えないような高さだ。そんなに近寄った所ではないのに思いっきり見上げないと頂上まで見えない。ガイドが言うにはロッククライミングしている団体がいるとのこと・・・自分は目が良いほうなので肉眼で見えた。しかし、その大きさは、ノミより小さく、コショウの粒のようだ。双眼鏡で見てみたが、やはりアリくらいにしか拡大されなかった。あんなところ登るなんて狂っている!!しかも、登り切るまで3日くらいかかるらしい。
色々ショックを受けたがとても素晴らしい後学になったことは確かだ。狭い日本にいては一生体験出来ないような素晴らしい所だった。
一同夕食を求め、チャイナタウンへ。
ヨセミテの帰り道にチャイナタウンで降ろしてもらった。ホテルから、意外に近い所なのである。
ここも一度来たことがあり、だいたい雰囲気は知っていたが、よく見ると怪しい大中みたいな店が沢山あふれていた。飲食店もなにやら横浜中華街のように高そうな店ばかりで、どこに入ろうか悩んでしまう。
チャイナタウンは坂の途中の路地である。日本のミスタードーナッツで昔所ジョージが「サンフランシスコのチャーイナタウンのヤムチャ」とか歌ってCMしていたが、「横浜の中華街のヤムチャ」でもたいして変わらないのではないだろうか?と思う。確かに見た目は坂にあるから全て見通せ、豪華な商店街に見える。色々歩き、結局途中で見つけて目星をつけておいた店で夕食を取ることにした。
ウィンドーにはメニューや写真が置いてあった。なんとなく値段も書いてあるので、安心出来そうな店だった。内装は中国の大衆食堂みたいだ。しかし、オモテに書いてあるNo Egg(確かそんな感じ)ってなんだろう??とか皆で思いながら入った。
各自たのみたいものを羅列、注文し、ほっと一息付いた。が、やはり出てきたものはあやしかった。
サンマの形をした黒いものとか、変な揚げ物とか・・・やっぱしベジタリアンの店だったみたいだ!!皆確信は持っていなかったが出てきた品物が肉及び魚までないと来ればりっぱなベジタリアン店だ〜。その上アルコールもおいてないらしい。お味のほうは、やや美味しめ。とでも表現しておこう。それにしてもあのニセハムどうやって作ったのであろうか・・・。未だ謎である。![]()
その夜、後学の為ワインを一本怪しいコンビニで買って、皆で飲みましたが、怪しいだけあって、保存が悪かったみたいで、ビールが美味しく感じました。私の好きなバドライトだったもので。
この日は移動日である。これからあこがれのラスベガスへ向かうのだ!!やっとあの怪しいガイドとはおさらば出来る。そう思った。ヨセミテ帰り道の奴の運転といったらイネムリにしか思えないような運転だったからである。異国の地で死にたくはない。
とにかく空港まで、「セキ」親子とはベガスまでは一緒だ。一応またいつサンフランシスコに来れるかわからないので、しっかり街中の景色を堪能した。国内便には何度か乗ったことがある。揺れもどのくらいか知っていた。最後尾にもジャンボなら乗ったことがある・・・しかーし!!むちゃくちゃ揺れた。そりゃあ気流の乱れもあるのだろう、しかし揺れすぎでパイロットが下手だとしか思えない。頼むから、下手なパイロットを使うな国内便!!
ああ、ベガス。空港からしてスロットだらけ。なつかしい。そして暑い。
サンフランシスコとは大違いの気候だ。確かに砂漠の中に作られた街、暑いだろう。乾燥も凄まじい。その乾燥もこの街は金が癒してくれるのだろう。世界中の大金がなだれ込む街ラスベガス。
感傷に浸っていたらホテルに到着。以前私が訪れた時は建設中だった「ニューヨーク・ニューヨーク」だ。さすが、ミヤコ・インとは違うぜー。でかいぜー。と喜びを噛み締めつつ、部屋へ向かった。最高の部屋だった。広い、おしゃれ、景色のよい方向、31階。遠くにグランドキャニオンに通じる山がうっすらと見える所がまたいい。たまらない。素晴らしい。隣りにはお城の形をしたガリバーホテル、その向こうはピラミッドの形をした有名なルクスウォール、真向かいにはMGM・・・夜が楽しみな景色だ。
この日は少し自由時間をもうけ、早めの夕食を取るホテル内なので余裕があった。イタリアレストランでなかなか美味しい。量も控えめに注文したので良かった。頼んだワインが結構美味しかったとコメントしたのは自分だけだったが、皆は苦いと言っていた。自分は以前、TVでワインの飲みかた講座みたいのを見て少し雑学があったので苦いワインの飲みかたを知っていたのでお得だったに違いない。地方によって色々な飲みかたがあるのだ。苦いワインは舌を筒状にして真ん中に通して飲むらしい。一概に口中に広げて飲むわけではないらしい。
夕食後、外に見学に向かった。シャトルバスに乗り目的地、一番遠い所から行くことになっていた。そこは以前も行ったことがあったと思ったのだが、そこまでの道のりがだいぶ変化していたことに気がつき少しビックリした。素晴らしく変化の早い街である。ギリシャ風ホテルとか、和風のホテルとか確かになかったものが存在して華やかになっていた。ちなみにベガスのホテルは1階の大概がカジノになっている。ホテルひとつひとつもデカイので迷子になるくらいのカジノ場がいくつもあるということだ。なんといってもしばらく歩かないと壁に出会わないほどでかいのだ。
目的地、アーケードの天井を全て電飾で飾って時間がくるとそれがスクリーンに変わるのだ。スケールが違う。以前に行った時は凄まじく感動したので、今回は感慨深く堪能した。
例の海賊船のショーも見学した。以前来た時はショー自体に圧倒されてそれどころではなかったが、今回はその海賊が出そうな雰囲気のホテルの外観をくまなく観察した。こんなイメージの作品をCGで作れないものかと、考えたりもした。それにしてもたかが一つのホテルでここまでやるなんて相当アブナイ現実かもしれない。大きな船が水に沈むとは・・・
とうとうこの日がやってきた。グランドキャニオンに行くのだ。
朝早くからの出発だが、緊張して眠くなかった。何を緊張していたのかと言うと、セスナだ。日本にいてもたまに墜落事故のニュースを聞いていたあのセスナに自分がこれから乗るのだ。半分くらいはこの世を去る覚悟をしなければ乗れない。今まで何度かグランドキャニオンに行ける機会があったのだが全て躊躇してきた。それもこれもセスナが原因だ。そこまでしてきたモノにこれから乗るのだ。幸い風もなく晴天だったので、悪い予感はしなかった。
飛行場に行ってみると思ったよりセスナが大きい。もっと小さい10人乗りくらいのセスナかと思っていたので少し安心した。しかし、揺れるのだろう覚悟はしていた。最悪なことにまた最後尾のほうの座席になってしまったが降りるわけにはいかない。仕方なくシートベルトを締めた。
離陸してしばらく、ぜんぜん揺れは来なかった。それどころか、窓の外の景色の素晴らしさに魅入られつつあった。日本にはない赤い土の禿げ山がずーっとつづいているのだ。天然エキゾチックな感じだった。
機内にはヘッドホンが付いていて、観覧用の日本語のアナウンスが流れる。偶に、エンヤチックな曲も入って、かなり悦に入った。これなら何度乗ってもいいかも?と、思わず考えてしまうような景色だった。しばらくウワーとか言っているうちにグランドキャニオン上空らへんに来たらしい。TVでしか見たことがないような。地割れが広がっている。まるでジオラマのようだ。生の地面なのかと思うとゾクゾクした。
地層の硬い所が岸壁に飛び出し、見事なグラデーションを作っている。これも言葉だと簡単になってしまう。自然の偉大さってこんな感じだよなー。神様が本当に作ったみたいだなー。とか普段考えないようなことまで考えてしまった。グランドキャニオン到着
さむあつい・・・日差しは強いが気温が低いみたいないわゆる山の気候だろうか。きっと紫外線が沢山自分に降り注いでいるに違いないと、壮大な所でセコイことを考える。
着陸した所からどうやらバスで眺めの良い場所まで移動をするらしい。それにしてもセスナは揺れなかった。シスコからの国内便のほうが揺れたのはどういうこった?なんて考えていたらガイドのまさこさんが意外なことを言っていた。
「キャニオンは他にもあって、ブラックキャニオン(だったかな?)や、ほにゃららキャニオン(何て言ってたんだ〜???)とかありまして、グランドキャニオンは3番目に大きい所なのです。しかし、美しさは一番このグランドキャニオンが素晴らしい。」
とかなんとか言っていまして。グランドキャニオンしか知らなかった自分がショックだった。こういう場所が他にもあったなんて知らなかった。まあ、意外だと思ったのは自分だけかもしれないが・・・。とにかく眺めのよろしい場所に着いた。あまりにも完璧すぎる景色に小市民な自分は、ゲームの背景のようで・・・写真を見ているような感覚しか持てなかった。すごいを通り越して「わかんない」になってしまったのであろう。実際に目にしているのに、セスナで見た風景のほうが感動してしまった自分に日本人のセコサを感じてションボリしてしまっていた。もっと心行くまで感動してみたかった。それとも職業病だろうか?少し騾馬で谷に降りてみたい。という欲にかられただけでも良しとするか。
どうやらここにもホテルが出来ているらしい。アメリカ人はどこにでもホテルを作ってしまうツワモノだ。そりゃ戦争にも負けるって。ホテルどころじゃなく、学校も作ったらしいし。
自分が高所恐怖症じゃなくって良かった。と思いながらお土産屋に入る。インディアンが作ったものがあるらしい。ということで少しスゲー!!って思ってはみたものの、よく考えてみたらまあ、民芸品ばかりだ。おいてあるものもよくネイチャーショップにあるようなものばかり。これはインディアンにあこがれている人意外は買わないほうが得策かも???なんて思い、後学の為にグランドキャニオンの本だけ買った。これは他で買ったら高額の本だろう。食事を取るためにグランドホテルなんていう安直な名前のホテルに行った。まあまあ、おいしい食事だった。給仕をしているのがインディアン系の顔をしていたのがかなり印象的だった。その人がくれた肉は柔らかくてとても美味しかった。
そのホテルの近くにウェンディーズがあることに少し驚いた。 帰り、セスナからの風景をもう一度堪能した。どうやら雲が出て来たようで雲の合間から見えるキャニオンがいっそう幻想的で素晴らしく感動してしまった。着陸後、一応ホテルに帰るが思ったより時間を持て余してしまった。仕方がないので近くをぶらつくことに決定。コカコーラミュージアム(?)や、M&M‘sなどに立ち寄り少し楽しむ。やっぱりアメリカカラーが強い所だった。こんなに日本では原色を使わない。ましてや狂ったようなムラサキもふんだんに使われている。慣れるととても不思議な良い感じに見えてくる上に、日本もこういった派手な作りのものをもっと作ればいいのに。などと思ってしまう。
夕食に時間を取りすぎたのか、バスが悪かったのか、その夜のショーには時間ギリギリに駆け込むことになってしまった。「スプラッシュ」ということで、水のショーでしょ?とか皆の頭の中には色々描かれていたに違いない。が、実際は前座のような時間しか水を使ったショーは行われなかった。かなり「責任者呼べ状態」だったが、そのかわりと言ってはなんだが、中座が面白かった。やはり、エンターティナーの国アメリカ。みせてくれる。言葉が多少しかわからなくてもとても楽しい。やっていることがわかり、なおかつ客をノセルのが美味い!!サスガだ。言葉で説明すると大した事ではないので控えさせていただく。
しかし、目の前に座っていた人物はお尻が目の前にプルプルとしていたりして嬉しそうであったことを私は見逃さなかった。私はうら若き乙女なので、これ以上公開予定の文章でこのショーのことは書くことは出来ない。
この日は終日フリーだったので、ベガス自体を楽しむことになった。
ますは、自分達が宿泊しているホテルの周りにジェットコースターがある。結構高い所まで登るらしいので、絶叫マシンマニアとしては楽しみだった。っていうか、かなり余裕に楽しみだった。一回8$・・・あまり日本の物価とこういう所は変わらないのだな。と思った。
乗車・・・なんかやけに高い所まで連れていかれている気になっているのは乗った所が高かったせいもあるだろうが、意外だった。その上、日本のジェットコースターはもっと線路がしっかりしていて太いのにコレは4人乗りのジェットコースター程度の太さしかない。かなり不安だ。
確かにオーソドックスなラインなのだが、横揺れが激しくてしこたま頭をぶつけた。悪い予感的中!脳細胞がきっと何万個も死んだに違いない。ヒドイ乗り物だった。爽快感が無いのがゆるせない。絶叫マシンマニアとしてはレベルをつけるならCランクだろう。これで爽快感があればB+になった所を・・・ちなみに、富士急アイランドの富士山がA+である。
社員全員気分悪しって感じで(私の気分の悪さと違う人もいたが)、次の目的ストラトスフィアへ移動。ビッグショットを体験しに行った。それにしてもシャトルバス。かなり腹が立つよ、近畿日本ツーリスト!!まあ、なんだかんだで目的地につき、タワー内部に入る。そのビッグショットはたっかーいタワーの最上階に設置してあるのだ。2Fに簡単なお土産屋が並び、SWグッツが置かれている場所が人気だった。
そこから一気にビルにすると100何階かの高さまでエレベーターで行く。実際何mあるのだろうか?
ビッグショットの下は展望台になっている。まずは景色を楽しむ。すごく遠くまで見える。素晴らしい。その階は何故か似顔絵師がいた。どうやらデフォルメしてモデルを描いてくれるらしい。社員の2人が描いてもらうが、かなりナイスな感じだった。どうみても東洋人の風貌なのに。しかし、描いてもらった社員の一人が「日本人ってみんな絶壁頭に描かれるのか?」って言っていたが、その通り2人とも絶壁頭で描かれていて少し愉快だった。
で、問題のビッグショットに挑戦!!したのは数人だった。かなり臆病者2人が命からがらの直訴をしたので免除となったらしい。私は初めから落ち着いてはいたが、現場に来て、打ちあがる人々の悲鳴を聞いているとかなりのスリルが湧いてきた。こういうのを胸が張り裂けそうなくらいドキドキしている。と言うのだろうか?
自分の番になり、余裕かましていたら突然打ちあがった。「うぎゃ〜〜!!」自分の口から出た悲鳴。打ち上げられた瞬間、単独で空を飛んでいるような気持ちになったのだ。高い場所なので周りになにもないので、そういった錯覚に陥ったのだろう。打ち上げられてしばらく上のほうでボヨンボヨンと上下される時には一番最初のショックが和らぎ、逆に気持ち良い感じがした。こういうのを天にも昇る気持ちと言うのだろうか?(ちがう。)素晴らしいので、もう一回。ランクはA!!!その夜、ニューヨークニューヨークの隣りのMGMで「DFX」というショーを観た。
前回の「スプラッシュ」とはかなり印象が違っていて莫大なお金がかかっていそうなセットだった。前の方のとても良い席で観ることができた。デザインの仕事をしているとセットや衣装が気になってしようがない。
空港などの看板にこのショーのことがのっていたのだが、おじさん一人がなにやら踊っている所だったから内容がさっぱりわからなかった。あのおじさんはアメリカでは有名人なのだろうか?
アメリカの森進一?
衣装が素晴らしかった。関心するのはそのあたり。ショーとして楽しむのではなく、絵画を見るような楽しみというやつではないかと思った。
次はロスに移動となる。
前回国内便は揺れに揺れまくったので少し不安だったが、今回はすごく静かだった。やはり、前のパイロットがヘタクソだったのだ。そうに違いないと確信を持った。
とりあえず、市内観光はどれもこれもロスに行けば必ず行く所なのでなかなか感慨深くはなれなかった。
しかし、じつは何度かロスには来たことがあるものの、ダウンタウンに宿泊するのは初めてである。夜のダウンタウンは誰もいなくなってコワイ所だとよく聞くので少し緊張ぎみだった。
「ビルトモアホテル」に到着する。さすが由緒正しき古ホテル!!って、言うか何か出そう。と思いながらフロントロビーを見渡す。きっとかなりの骨董品に違いない。いつかこういうものが必要になるかもしれないので、目に焼き付けた。素晴らしい。確かに気品みたいなものを感じ、自分達みたいなあほ観光客のような人物が浮いていそうで恐かったが、周りを見渡せばみんなそんな服装だったので安心した。自分達の部屋に行って一言。「暗い・・・」
窓の内側のブラインドみたいなのを開けて一言。「うわっ!!壁が目の前に!!しかも、空調用ダクト丸見えだよ!!そのうえ空がポツンとしか見えないよぉー。」
だった。言わずもがな、最悪な部屋だった。フロントのことを考えると、最上階付近の部屋はきっとその部屋自体が美術品としてもよさそうな部屋に違いない。と思うと、かなりへこんだ。
まあ、ベガスの部屋が良かったから今回はこんななのね。と、自分を励ますしか打つ手はなかった。
他の部屋に行ってみると眺めが良い。明るい。広い。まるでベガスでの自分達の部屋のようだった。
ま、それはおいといて、とりあえず夕食を探しに外に出る。暗くなってからのロスってコワイ!!の一言につきそうな感じだった。遠出するなんてもってのほかだったので隣りの隣りのビルで食事をすることにした。
そこが一番の私の感動のロブスターに会った場所だ。
ユニバーサルスタジオは今回で3度目になるので良い文が浮かばないので省略することにしよう。しかし、バスで観覧するアトラクションのコースが変わっていたのが気になった。
帰りにサブウェイに寄った。どうやら昨日は暗いダウンタウンがこわいんじゃなく、日曜日のオフィス街だったから人気がなかったみたいだ。この日は遅くまで外に人がいてホっとした。
SIGGRAPH視察![]()
前回のSIGGRAPHに行く機会があったのでだいたい会場がどのような感じなのかは知っていたが、これといって目新しいものがなかった。日本の企業はだいぶ少ないみたいだ。前回はスクエアとかが出展していたと思う。面白かったのはフィギアのブースだった妙に巧妙なSWのフィギアがおいてあって関心した。どうも人数が少ない会社、もしくは一人で経営していそうだった。
あとは、まあエレクトリカルシアターだろうか?以前のようななんの意味もないような映像が少なかったのが良かった。やはり日本の会社や、デザイナーが活躍しているのを見ると嬉しくなる。
それにしてもアメリカのブラックネタ好きななんとかならないものだろうか?